しるでん
- 2021年10月01日
- つなぐイングリッシュ
- スタッフブログ
まずは自己紹介!と思ったけれど・・・
はじめまして、「しるでん」です。
これからつなぐイングリッシュのブログで、英語やコミュニケーションにまつわるエピソードや体験談、その他諸々、日々思ったことや感じたことを紹介していきたいと思います。
ということで、第1回目の今回は、自己紹介などさせていただければと。
年齢はとりあえず内緒・・・ですが、スクール生の皆さんより年上の息子が二人いるお父さん、と言えばご想像いただけると思います。スクールに来てお仕事をしていることもあるので、見かけたら「しるでん?」と気軽に声をかけてください。
「しるでん」というペンネーム、これ、実は私の会社の名前でもあるのですが、漢字で書くと「知伝」、横文字で表すとCILDNになります。「伝」を「でん」と読むのはともかく「知」を送り仮名なしで「しる」と読むことは普通ないので、漢字だけを見たら「ちでん」と読む方が自然です。またCILDNというつづりはそもそも英単語にありませんので、children(子供たち。child(子供)の複数形ですね)のスペルミスみたいに見えます。なにやら面倒な名前ですが、これにはちょっとした由来があります。
かなり昔のことですが、私が勤めていた日本団体生命という保険会社がありました。今は合併して別の名前になっていますが、当時の会社名を英語で書くと、Nippon Dantai Life Insurance Companyになります。ロンドン勤務の経験をさせてもらったり、なにより私の奥さんと出会った会社なので、自分の会社をつくる時に、お世話になったこの会社にゆかりのある名前をつけようと思いました。そこで、この英語名の頭文字(N, D, L, I, C)を後ろから並べなおしてCILDN、これを使って後から読み方を考えることにしました。
そもそも英単語にないつづり。どう読むことにしようかと考えました。
- 「ちるでん」もしくは「ちるどん」・・・「散る」を連想してしまい、会社の名前としては縁起が悪そう。
- 「しるどん」・・・「汁丼」?牛丼や天丼みたいで嫌。
といった感じでしばらく悩みましたが、読み方と一緒に漢字を考えたところで、一つ思いつきました。
私の会社の目標は「知識や技術を次の世代に伝えることのお手伝い」です。なんとこの言葉の中に都合良く使えそうな漢字があるじゃないですか。そうです、「知る」と「伝える」ですよね。そこで「知伝」と書いて「しるでん」と読んでもらうことにしました。
いくら自由な個人の名前(固い言葉で言うと固有名詞ですよね)といっても、「これ何て読む?」みたいな反応をされる名前です。取引先や銀行の窓口で「ちでん様」と呼ばれることもしばしば。面倒なのでこのブログではひらがなの「しるでん」だけで通すことにします。
ところで名前と言えば、皆さんは自分の名前の由来をご家族に尋ねたことはありますか。大切な子供の名前ですから、お父さんやお母さんは、いろいろと悩んで一番良いと思う名前を考えてくれたのだと思います。まだ知らなければ、ぜひ一度尋ねてみてはどうでしょうか。
かく言う私も二人の息子の父親なので、彼らの名前を考えました。長男の時には、大好きだったテニス・プレーヤー、アンドレ・アガシ(Andre Agassi)選手の苗字を取って「あがし」という名前を提案したのですが、奥さんは猛反対。結局は奥さんが考えた名前になりました。アガシ選手、昔はロックバンドのミュージシャンみたいな金髪ロン毛でビジュアルもテニスもカッコ良かったのですが、長男が生まれた頃にはすっかり禿げあった坊主頭で、どうもそれが奥さん的にはNGだったご様子。
次男の時には、名づけ親になることで弟の面倒を見る気持ちを養って欲しいという思いから、長男に名前を考えてもらいました。ということで、私は結局、子供の名前選びを奥さんや長男にお任せしてしまったのですが、その分、辞書や姓名判断(漢字の画数などで名前の運勢を占うものです)を参考に、二人の名前に合った意味のある漢字を一生懸命考えました。自分としては一番良いものを選んだつもりですが、画数の多い漢字なので、二人ともテストの答案用紙に名前を書く時には面倒に思っているかもしれません。
そういえば会社名についても姓名判断があるそうです。「しるでん」についてはそこまで考えが回りませんでしたが、いまさら運勢が悪い名前といわれても残念なだけなので、こちらについて姓名判断は調べないことにします。
自己紹介のつもりが名前の話ばかりになってしまいましたね。これからのブログの中でも少しづつ「しるでん」を紹介できると思いますので、今回はひとまずここまで。次回は英語にまつわる話が書けるかな?
Please stay tuned!(乞うご期待!)