しるでんⅡ 将来が楽しみだ!
- 2021年10月12日
- つなぐイングリッシュ
- スタッフブログ
将来が楽しみだ!
Hello! 「しるでん」です。
私が、つなぐイングリッシュの教室があるセンター南に初めて来たのは、今年の春先のことでした。今回はその時に思ったことをお伝えしたいと思います。
私は社会人になるまで横須賀に住んでいました。大学時代は京浜急行と東横線を乗り継いで学校に通い、また天王町でアルバイトをしていたので相鉄線もよく利用していました。横浜駅はほぼ毎日のように通っていたのですが、市営地下鉄とはあまり縁がありませんでした。
当時(1990年頃)の市営地下鉄の路線図を紹介しましょう。
スクール生の皆さんが見慣れている今の路線図とはだいぶ違いますよね。この頃はまだセンター南駅が見当たりません。実はこの少し後、1993年に田園都市線が通るあざみ野駅まで路線が伸びてセンター南駅が開業したそうです。今は東横線の日吉駅からJR横浜線の中山を結ぶグリーンラインも開通しているので、センター南はとても交通の便が良い駅ですよね。ちなみに今の路線図はこちらです。
社会人になって実家を離れ、横浜に来ることも少なくなった私は、横浜の市営地下鉄が今ほど便利になっていることを知らず、またセンター南駅がある地域についても大昔のイメージのまま、アップデートされていませんでした。
どんなイメージかって?では写真でお見せしましょう。
左が1990年頃、右が現在のセンター南駅周辺の空中写真です。都築中央公園や早渕川で、二つの写真が同じ場所の今と昔だということがわかりますよね。昔は建物が密集する今とはぜんぜん違う風景だったことが想像できると思います。
古い方の写真をじっくり見ると、現在の駅周辺で街づくりの工事が進んでいたようですが、ともあれ私の頭の中では「この辺りは、緑が多くてのどかな田園風景が広がる地域」という印象、いや失礼を承知で言わせてもらえば、「特になんもないところ」という印象が、つい最近まで残っていました。
そんな感じですから、初めてセンター南駅に降りて、広々とした駅前やショッピングセンターが立ち並ぶ活気のある街並みを見た時は、正直びっくりしました。そもそも私の記憶が古すぎるのが問題なのですが、それでも想像していなかった景色が目の前に広がって、私はプチ浦島太郎の気分でした。
そりゃそうですよね。30年前といえば大昔。スクール生の皆さんにとっては遥か昔の昭和です。ちなみに私たちの身の回りにあるものを、30年前と比べてみると・・・
- 電話。携帯電話を持っている人はほんの一部。固定電話も今のようなボタン式ではなくダイアルを指で回す黒電話(見たことあります?)が多く、街のあちらこちらには小銭を入れて使う公衆電話がありました。
- インターネット/メール。パソコンも普及していなかったので一般的には利用されていません。「○○で検索!」とか、「つづきはウェブで!」なんてテレビCMも当然ありません。
- 音楽。主流がレコードからCDに入れ変わる時期でした。USBメモリもダウンロードもないので、移動中はカセット・テープに録音したものを携帯用音楽プレーヤー(ソニーの「ウォークマン」が代名詞。知ってます?)で聞くというスタイルでした。
- ゲーム。ファミコンはありましたが、プレステはまだありませんでした。
- Jリーグ。開幕直前でサッカーへの注目が高まり始めた時期でした。
街の姿だけでなく私たちの生活も、長い年月の中で発展・進化していくものなのだと、改めて思い起こされます。スクール生の皆さんが社会に出る頃、さらにその先の未来は、どんな世界になっているでしょう。想像してみるのもおもしろいと思います。
そういえば、英語学習を取り巻く状況も昔とはだいぶ違いますね。ネットで英文を読む機会、日本語の吹き替えなしで海外の映画やドラマが見れるサービスの普及、海外から日本に訪れる人や海外赴任をする人の増加・・・数え上げればきりがないくらい、私たちが日常で英語に触れる機会は増えました。学校でも小学校から英語の授業が始まり、神奈川県公立高校の入試問題や大学の共通テストの傾向を見ても、「読む・書く」だけでなく「聞く・話す」の技能をバランスよく学ぶ必要がある内容に変わってきているので、社会の中でそれだけ今まで以上に質の高い英語力が求められているのだと思います。
スクール生の皆さんには、明るい未来に向けて、ぜひ英語学習に励んでいただきたいと思います。さすがに上達するのに30年もかけるわけにはいきませんが、それでも毎日、毎週、毎月、こつこつと学習に取り組めば、数年後には昔の自分とは比べようもない英語力が身についているはずです。
See you soon!(それではまた!)
*出典*
路線図:横浜市営地下鉄 路線延伸の記録 (Ver1.0.0) – YouTube
空中写真:ウェブで過去の地形図や空中写真を見る Leaflet版 (numazu-ct.ac.jp)、Google Map